従来品種に比べ1~2週間程度、栽培期間を短縮できる
株式会社サカタのタネ(神奈川県横浜市)は2012年9月10日、栽培のための暖房費や電気代などを削減できるペチュニアの新シリーズ「エコチュニア[R]」を発表した。10月1日より苗の受注、12月中旬より順次出荷開始。
花の形や色が多彩で栽培しやすいことから、ガーデナーに人気の園芸植物「ペチュニア」を、手間や費用をかけずに栽培しやすく改良。
すべての花色に同等の早生性、100周年記念品種
ポット移植後、開花を遅らせないための温度設定は通常8℃程度だが、このシリーズでは5℃設定でも栽培可能なうえ、無電照下の短日条件でも早く開花。
消費者や園芸店などの要望で、近年では2~3月の早春にも需要が高まるなか、早春に苗を出荷するための暖房費や照明代を大幅に削減できる。
また、草丈は15~20cm程度とコンパクトにまとまり、花径6~7cmのやや小ぶりの花をたくさん咲かせるので、矮化剤も不要。ラベンダーピンクをはじめレッド、ブルーなど6品種のラインアップ。各品種とも406穴セルトレー(380本保証)6,384円(税込)。
ペチュニア『エコチュニア』シリーズを開発、セルトップ苗の販売を開始|2012|ニュースリリース|サカタのタネ
http://www.sakataseed.co.jp/corporate/news/20120910.html