屋根を提供して賃貸料を得る
富士通株式会社(本社:東京都港区)と株式会社レオパレス21(本社:東京都中野区)は、
「ICT技術を活用した仮想型太陽光発電所の実証検証」を、福島県において開始することを発表した。
レオパレス21が、同社ブランドの住宅・建築物から、ソーラーパネルを設置できる物件を確保し、富士通に発電用の屋根貸しを行う。
さらには、アパートのオーナーが賃貸料を獲得するシステム作りも考えている。
復興への貢献も
同事業では、富士通のICT技術と、レオパレス21の一括借上げ方式を共同で活用する。福島県内にあるレオパレスのアパート約60棟相当、合計1MW規模の仮想発電所を設置し行う実証検証だ。
「平成24年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)」に採択されているもの。
ソーラーマップの作成も行う。設置した太陽光発電システムの発電情報を、福島の地域住民にも視覚的に把握しやすい状態で開示。情報を一般に公表することで、ソーラー事業普及の促進に一役かうねらいだ。
二社は、福島県の復興にも貢献する活動と考え、同事業に取り組んでいる。実施期間は、2012年9月から2014年2月末まで。
富士通とレオパレス21、福島県で仮想型太陽光発電所の実証事業を開始|レオパレス21
http://www.leopalace21.co.jp/news/2012/