横浜・八景島シーパラダイスが海水熱利用で冷暖房!
横浜・八景島シーパラダイス(水族館)が2012年度中に海水熱を利用して館内施設の冷暖房や飼育水槽の温度管理を行うシステムを導入する計画を進めているとカナロコが報じている。
海水や河川などの水温は大気温との差があり、温度差エネルギーと呼ぶ。その種類は河川、海水、地下水、下水、地中熱がある。
温度差エネルギーの利用技術にはヒートポンプがあり、冷媒を圧縮機で加圧して高温ガスを作り、空気や水と接触させ熱を放出して暖房や給湯に利用。冷房の場合は逆に利用して冷媒に熱を吸収させることで利用している。
八景島シーパラダイスのシステム
外気や地中、下水処理水などからの熱を電気の力で移動させる「ヒートポンプ」を利用。外気を使用するのが一般的だが冬期の効率は低下するので、八景島シーパラダイスは通年で約15~25度と安定している海水を利用した。
横浜・八景島シーパラダイス
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