低燃費タイヤに新製品がラインナップ
東洋ゴム工業株式会社(大阪府大阪市)は5月16日、低燃費タイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー)」ブランドの新製品「NANOENERGY 2(ナノエナジー・ツー)」を6月1日より販売すると発表した。
低燃費タイヤは、走行時にタイヤが受けるエネルギーロスを低減することによって、燃費への影響を抑え、その結果、CO2排出削減効果を生み出すものである。
独自技術で次々と低燃費タイヤを発売
同社は、「ゴム材料をナノレベルで分析/解析/資材設計/加工する」という材料設計基盤技術を独自に体系化し、「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」として確立。「NANOENERGY(ナノエナジー)」ブランドとして昨年12月に低燃費タイヤを発売すると、今年に入って日本市場で初めて、転がり抵抗性能「AAA」/ウェットグリップ性能「b」を実現した「NANOENERGY 1(ナノエナジー・ワン)」を発売している。
今回の「NANOENERGY 2(ナノエナジー・ツー)」は、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)で装着されているタイヤサイズを中心に、より幅広い車種に転がり抵抗性能の最高グレード「AAA」を提供できるように全10サイズをラインナップしている。
東洋タイヤ「プレスリリース」
http://www.toyo-rubber.co.jp/news/2012/120516.html