特に再生可能エネルギーの導入が期待される東北に
環境省は2012年5月10日、青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・新潟の東北電力供給管内7県の、過去20年間の風況データベースと関連付けた「風況マップ(東北地方)」を公開した。
※風況マップの表示イメージ
震災の影響により、再生可能エネルギーの導入を一層加速することが求められる中、大きな風力発電を導入する伸びしろがある一方、そのために必要となる風況変動データが不足していることが、風力発電事業を行う上で大きなリスク要因の1つとなっていた。
Google Earthを利用した風況マップを作成
そこで、東北地方における風力発電の導入を促進するため、風況リスクの評価に利用可能な風況データベースを作成、地図情報と関連付けた風況マップの公開に至った。
環境省ウェブサイト「風況マップ(東北地方)」から、「マップデータの閲覧」をクリック。ただし、閲覧にはGoogle Earthをインストールする必要がある。
なお、風況マップは、年平均風速のみを考慮したデータベースを基に作成。また、表示データはシミュレーションによって算出されたもので誤差を含んだデータとなる。詳細はウェブサイトで。
風況マップ(東北地方)
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/windmap/