余剰電力買取制度により、設置家庭が増加
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)は2012年5月17日、2012年4月末までの国内における住宅用太陽光発電システムの累計設置件数が、100万件を突破したと発表した。
1994年4月に、国内での住宅太陽光発電システムの普及施策が開始されてから今年で18年目。住宅用太陽光発電の普及が進んだ直接的な要因としては、余剰電力の「売電」や発電できない時の「買電」が可能になったことや、導入に対する国の支援策などが挙げられる。
太陽光発電システム導入に向け、市場環境を整備
特に、買取価格が一般家庭の電気料金のほぼ倍額での買取りされるなど、2009年に導入された新たな余剰電力買取制度により、導入に拍車がかかった。
この動きはCO2の排出削減や昼間の電力ピークカットに大きく貢献したほか、環境や節電に対する意識も大いに向上した。JPEAでは、7月1日より始まる「固定価格買取制度」を機に、さらなる普及促進に向けて取り組んでいく。
JPEA 太陽光発電協会
http://www.jpea.gr.jp/