iPadとiPhoneのドッキングステーション
5月24日EcoFriendは、ユニークな形のリサイクル木材を使ったiPadやiPhoneのドッキングステーション、“ロックアップルウッド”のドッキングステーション(置台)を取材した。
「同じものは存在しない」というものが手に入るというのに、人々はなぜどこにでも売られていて、大量生産されているようなものに、お金をかけるのだろうか。
たとえ、自分のそばに置くものに、ほんの少し高いくらいのお金をかけることになっても、友だちが皆羨ましがるような、そして二つとして存在しないものを手に入れようと思わないのだろうか。
当たり前のものが当たり前ではない時代にマッチした環境に優しい商品
木材、昔は当たり前のように存在したもの、がすごい勢いで減少しており、手に入りにくくなっている。多くの国では、木や緑を増やそうとさまざまな取り組みが行われているが、木が成長するためにはとてつもなく長い年月が必要とされる。
発展のため、市街地や住宅地の拡大のため、多くの森林が、毎日のように少しずつ消えている。違法な木材伐採も行われており、森林に覆われている場所が徐々に減少しているのは、悲しい事実だ。
捨てられた木材や落ちている木は、商品を作るためにわざわざ生きている木を犠牲にする必要がないので、とても有益で環境に優しい。
このメーカーの商品は、iPadやiPhoneのドッキングステーションを手がけているだけではなく、部屋に置くスピーカなどの機器も設置できるドッキングステーションも制作している。
細心の注意を払われて再生された木は、新しい命を吹き込まれたかのようであり、美しい輝きを放つように磨かれ、高級商品として並べられるのだ。
自然に落下した木を使っているので、切りきざんで手を加える必要もない。その結果、とても自然だ。デザイナーたちは、その素材の持つ自然なカーブを生かし、商品として作り上げていく。
商品の中には、ホッケースティックのような形をした物がある。これは、「住空間を遊び心をもって飾る」というようなデザイナーのユニークな気持ちが込められたもので、これもまた人気の商品の一つである。
価格設定は、低いもので50ドルくらから、高いものになると700ドルを超えるものもある。そして木の個性を最大限に生かした世界に一つしか存在しない商品だという保証もしっかりついてくる。
RockAppleWood designs unique recycled docking stations : EcoFriend
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