散水して冷やすことで15~25%の電力削減
株式会社クレアテラ(東京都世田谷区)は2012年5月29日、大幅にリニューアルした節水型空調室外機純水打ち水装置「スマート打ち水AC」の販売を開始した。
冷房装置は室内から奪った熱を室外機から放出しており、室外機のアルミフィン(ラジエーター)に散水し冷媒を冷やすことで室外機の効率を上げ、消費電力を削減することができる。
水道水圧で不純物のない純水を製造
しかし、水道水や井戸水を使うと不純物が沈着し、冷房効率低下や室外機劣化の原因となっていた。
新開発の「スマート打ち水AC」は、水道水圧で製造した純水を冷媒温度により制御しながら、必要最小限・間欠的に散水する方法でこれらの問題点を解決。純水製造と散水の動力源は水道水圧で、制御に使う電力はごくわずか。
間欠的に散水するので、上下水道料金が電力料金削減額を上回ることもなく、冷媒を強制的に冷やすことで消費電力を15~25%削減できる。強制的に詳細はウェブサイトで。
株式会社クレアテラ|スマート打ち水AC
http://www.createrra.co.jp/sd/utimizu-ac.html