タクシー組合はエコ・ラベル・プロジェクト参加を拒否
エコ・ラベル・プロジェクトに関連する会合が6月7日に開催され、タクシー組合は、エコ・ラベル・プロジェクトへの不参加を決定した。ルクセンブルク市長クサヴィア・ベッテル氏は、先月行われた会合から、タクシー組合との対話を続けていたが、合意には至らなかった。
しかし市長は、すべてのタクシー会社が組合員ではないことを理由に挙げて、このプロジェクトを続行する意思を表明した。市長は、「可能であるならば、7月15日、遅くとも秋の新学期までには、市内をエコ・タクシーが走るようにしたい」と考えている。
これは、ルクセンブルク市で現在、活発な協議が行われている、エコ・タクシー・プロジェクト。トヨタのプリウスを始めとするハイブリッド車や電気自動車などのエコ・カーをタクシー車両に採用し用というもの。
料金設定について討議中
ルクセンブルク市では現在、エコ・ラベル・プロジェクトの実施に向けて細かな規定、ことに料金設定などについて詰めが行われている。これによれば、料金は、現在あるタクシーサービスよりも実質的に安くなる予定だ。
一方でタクシー組合は、不参加を決定した経緯について、料金が安く設定されることで、競争が激しくなることを恐れていると表明している。これに対しベッテル市長は、料金が下がることによって、将来的にタクシー利用者が増えることを見越している。
ルクセンブルグ市
http://www.vdl.lu/L`essentiel
http://www.lessentiel.lu/de/news/story/13675435Wort
http://www.wort.lu/de/view/oeko-taxis-in-der-hauptstadt-schon