米国最高の電費性能を達成!
ホンダ(本田技研工業株式会社/本社:東京都港区)は、2012年夏に発売予定の北米仕様「
フィットEV」について、日本でも今夏リース販売を開始すると発表した。
「フィットEV」は、電気自動車(EV)としては米国最高の電費性能の認可を、米国環境保護庁(EPA)から取得した。同車は、小型常用車「フィット」を基盤にした5人乗りEV。もともとは北米向けに発表したものだが、日本でも2012年夏から、リース販売をスタートするとしている。
2012年夏から米国カリフォルニア州およびオレゴン州で、また2013年からは東海岸地区で、リース販売をスタートする予定。
フィットEVの注目ポイントは!?
同車は、交流電力消費率(電費)で29kWh/100マイルを達成。世界でも最高水準の電費性能を誇る。また、ガソリン等価換算燃費は118MPGe。
フィットEVは、高効率な電動パワートレインと、東芝製20kWhのリチウムイオンバッテリーを採用し、82マイルという実用航続距離を実現。ギアボックス同軸モーターを搭載し、最大出力は92kW、最大トルクは256N・m。バッテリー残量警告灯点灯からフル充電までの時間は、120Vで15時間以下、240Vで3時間以下。専用の「EV双方向リモコン」やスマートフォンを使って、電池残量の確認や、充電装置に接続時における充電の開始と完了などの操作を行うことができる。
スマートフォンやPCを活用することで、出先からでも充電状況の確認、充電関係の遠隔操作などが可能となっている。
現代人の生活嗜好(しこう)にマッチした性能で、顧客の心をとらえる電気自動車と言えそうだ。
北米仕様の「フィットEV」が米国最高の電費性能を達成|HONDA
http://www.honda.co.jp/news/2012/4120608.htmlフィットEVは、北米でもっとも電費のいい電気自動車【動画】|clicccar
http://clicccar.com/2012/06/10/163594ホンダ、今夏発売の北米仕様「フィットEV」で米国最高の電費性能を達成|環境ビジネス
http://www.kankyo-business.jp/news/002590.php