問題発言の女性議員 がれき受け入れに言及
「放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」などの挑発的なツイートを行ったことが問題となり、20日にも議会から除名される見通しとなった群馬県桐生市の庭山由紀市議が、「がれき広域処理」について群馬県庁に直談判に行くことを自身のブログで発表した。
5月28日に大沢群馬県知事に「試験焼却中止要請及び公開質問状」を提出した庭山市議だったが、県知事からの返答はなく、電話でのアポイントをとろうとするも、たらいまわしにされ、結局秘書課に電話をまわしてもらうことはできなかった。
「がれき広域処理に積極的に協力するために、憲法、自治法、廃棄物処理法に違反しても、市町村に広域処理を押し付け、さらに住民に被ばくを強いる大澤群馬県知事にアポイントを取るため、(中略)今日は群馬県庁へ行く」
なおも続く挑発的な発言
群馬県庁アポなし突撃の決意を表明した庭山市議。19日のツイッターではNHKの取材要請についても言及。
「(NHKが)明日(市議会)除名の取材をしたいそう。なので、桐生を含む群馬は放射能汚染地域で、自分の所のゴミ処理さえ危険な状態でがれきどころじゃないという今日のことを報道してくれたら考えてもいいといったら、『台風がきているから』と言われた。ならずっと台風のことを報道すれば?」
と一蹴。変わらず、挑発的な言葉をツイートし続ける庭山市議。各派代表者会議においても、訂正も謝罪もしないことを表明したことでと大きな物議を醸しているが、がれき受け入れ問題については彼女に賛同する者も多い。
庭山由紀 にわやま由紀の議会ノート
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