充電できるソーラー電池内蔵のエコロジー傘
6月17日付で、グリーンIT製品を多く採り上げているサイト「GinjFo」では、英ボーダフォンが発表したユニークな傘についてレポートしている。傘は傘でも、この傘は「晴れている日」にさす傘だ。いや、「雨の日」にはあまり活躍できそうにない傘なのである。
とは言っても、まさにグリーンITのコンセプトに則った次世代の傘であることは間違いない。「Booster Brolly」(傘型ブースター)という名をもち、その名の通り充電、電波増幅などが可能になる優れものだ。しかも電源はクリーンで再生可能なソーラーエネルギーである。
多機能、先端技術とイギリスの信頼篤き傘の出会い
主な装備は、ソーラー電池、USB接続の携帯電話充電器、3G波の電波増幅機能、LED懐中電灯、フリーハンドキットである。ボーダフォンとユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのコラボレーションでこの傘は開発された。傘の表面には12個のソーラー電池がついており、骨組みはカーボンファイバー製で重量を抑えてある。
ボーダフォンのマーケティングディレクターであるクロック・ダニエル氏は、「我々はなにか革新的で利便性に富んだことをしたかった」と述べている。イギリス製のこの丈夫な傘は風にも強い。まさに新旧の技術の融合である。
ただし、今の段階では市販化の予定はないという。
GinjFo
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