デマンド制御モード追加、既設エレベーターに適用も
三菱電機などは3日、三菱オーダーメード・エレベーター「NEXCUBE」に対し、新たに省エネ運転機能を強化するオプションを4日に発売すると発表した。
NEXCUBEはもともと、利用が少ない時間帯に自動で消費電力量の少ないエレベーターを配車する機能を備えているが、従来の運転モード以上に消費電力量を削減して運転する“デマンド制御モード”をオプションとして追加発売するもの。
三菱ビル設備オープン統合システム「Facima BA-system」との連携で、ビル全体の消費電力量が多くなった場合や電力使用ピーク時間帯にエレベーターの運転モードを切り替え、消費電力量を最大20%削減するという。
消費電力量のピーク時間帯に“デマンド制御モード”に切り替えた時のシミュレーション例は以下となり、この場合の平均待ち時間の増加は4秒程度に抑制されるという。
なおこれは、既設のエレベーターにも適用可能で、ビル節電対策の一つとして導入が可能という。この問い合わせは以下まで。
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発表記事
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