山火事から奇跡的に助かったイヌワシの赤ちゃん、フェニックス
ユタ州のサラトガ・スプリングズ付近で先月、ひどい山火事が発生した。
その山火事に巻き込まれたイヌワシの赤ちゃんが奇跡的に助かったとMSN NOWは伝えている。
写真はイメージです。
By mprivoroイヌワシの巣は焼け焦げており、巣があった木の下で、どうすることもできず立ち往生し、爪や羽、頭やそのくちばしのありとあらゆるところにやけどを負っていた。
野生動物保護ボランティアが、イヌワシの子を見つけた時、小さく震えて、今にも死にそうだった。
驚いたことに、ソルトレイクシティの南とユタ湖の西のあたり、5500エーカー以上を焼き尽くすほどの大規模な山火事から、そのイヌワシの子は生き残ったのだ。
ボランティアは、許可を得て、イヌワシの子を野生動物保護センターへ連れてきた。そこで、このイヌワシの子は、“フェニックス(不死鳥)”という、ピッタリの名を付けてもらった。
フェニックスのその後
フェニックスの経過は順調で、回復に向かっているという。野生動物保護センターとしては、完全な回復を待って、一日も早く、フェニックスを野生に返してやりたいと願っている。
しかし、「野生に返す」と口で言うのは非常に簡単だが、専門家は、フォニックスの毛包は、少しダメージを受けており、新しい毛に生え変わるのは来年あたりだろうと言っている。
フォニックスが野生に戻るのは、まだもう少し先のことになるだろう。
Miracle baby eagle survives being burned alive in wildfire:MNS NOW
http://now.msn.com/living/0708-baby-eagle-burn-miracle