自治体が企画した省エネコンテスト
7月5日付フランス、ソーヌ・エ・ロワール県のローカルサイト「LE BIEN PUBLIC」では、ディジョンにおいて昨年12月から今年5月の半年間にわたって行われた自治体主催の省エネコンテストの模様を掲載している。
参加を呼びかけたところ、59世帯が参加を表明。コンテストの目的は、省エネへの意識改革だ。省エネ対策を実践したら経済面や生活面にどのような変化が訪れるのかを体験してもらうのが狙いだったという。
※画像はイメージです優勝家族はなんとエネルギー消費が38%もダウン!
参加家族の中から、今回のコンテストの優勝チームとなったナディアさん一家のインタビューが掲載されている。ナディアさん一家は年ごろの子を含む7人家族で、省エネ対策は毎日とても大変だったという。最初は「省エネコンテスト」という挑戦に単に興味があっただけなのだが、次第に省エネがマイ・ブームになっていったのだという。
家中の電球を消費電力の少ないものに替え、つけっぱなしにしないよう注意した。また夜間は雨戸を閉めて暖気を逃がさないようにし、家族が在宅の時以外は暖房を止めるようにした。結果、ナディアさん一家は38%ものエネルギー消費ダウンを実現し、コンテストで優勝した。
参加家族全体では平均120ユーロ(約1万2千円)の節約に成功し、期間中、参加家族の二酸化炭素排出量は23000キロも減少したとのことである。
LE BIEN PUBLIC
http://www.bienpublic.com/