エコ素材90パーセント
台湾・台北市の環境保護局は、3日火曜日、エコ素材でつくった、市内の清掃チームの新しいユニフォームを公開した。
Focustaiwanによると、このユニフォームには夏用と冬用の2種類があり、ペットボトルをリサイクルしてできるPET繊維が主な原料だ。そのほかにも環境にやさしい素材を利用しており、じつに90パーセントがエコ素材でできているという。
通気性にすぐれており、ハードな作業の場でも快適に過ごせる。また赤が使用され、夜でも目につくことから、スタッフの安全確保や町の治安維持にも一役買いそうだ。
誠実さと勇気の象徴に
このユニフォームは、環境局職員と数人の清掃スタッフが試用したあと、6000人以上のスタッフに配布される予定だ。
このユニフォームをデザインしたのは、テキスタイルデザイナーの呂氏と李氏。二人とも国際的なデザインの競技会で、輝かしい賞を受賞した経験がある。ユニフォームの色に赤を使用したことについては、誠実さと勇気を表したかったと語る。
市長は、清掃チームの働きを評価しており、「台北市はアジアでもっともきれいな都市のひとつ」と自画自賛する。
その真偽はともあれ、台北市は今回のユニフォーム導入によって、決して条件がいいとはいえない労働をしている清掃チームのイメージアップをはかりたい考えだ。
台北市
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