"LEAF to Home"の無償提供で自治体と共同の節電対策
日産自動車は23日、京都府/京都市と共同による電力供給システム"LEAF to Home"を活用した節電対策「日産リーフで節電プロジェクト」を行うことで、地域の電力需給安定化に寄与すると発表した。日産はこれまで、大阪府などとも同様の支援を行っている。
同社は、ニチコンが開発した"EVパワーステーション"を複数の公共施設に無償提供するとともに、民間向けとして府・市の個人や一般企業などを対象に希望者を募集、80台分を無償で提供するという。
"LEAF to Home"は、リーフ(EV)に搭載の駆動用大容量リチウムイオンバッテリーから電気を供給するシステム。夜間電力や太陽光発電を使ってリーフに充電し、蓄えた電気を日中の電力需要が高まる時間帯に使用することで、電力消費のピークシフトに貢献する一方、停電時や非常時などにはバックアップ電源としても活用できる。
なお、同車の無償提供は2013年3月末までで、この募集は7月24日から31日の18時まで下記専用サイトにて受け付けている。
専用ウェブサイト
http://setsuden-leaf.jp/kyoto/発表記事
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/