CFPを活用したカーボン・オフセット
キヤノン株式会社(以下、キヤノン)とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は、2015年12月4日、経済産業省が推進するカーボン・オフセット制度を、2016年1月に発売するオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズ全機種に導入すると発表した。
この制度は、植林や森林保護・クリーンエネルギー事業などの排出削減量や吸収量でCO2をオフセットする際にCFPを活用するもので、「カーボンフットプリント(CFP)を活用したカーボン・オフセット制度」という。
CFPとは、原材料調達から廃棄・リサイクルまで製品のライフサイクルで排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算し、表示する仕組み。
ユーザーのCO2削減に貢献
キヤノンは、複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズ全機種でCFP宣言認定を取得した。これにより、ユーザーは同複合機使用時のCO2排出量に相当するCO2を自己が排出したCO2削減量にすることができ、CO2排出量を管轄省庁に報告する義務をもつ企業や地方公共団体のCO2削減に貢献する。
オフセット対象として環境配慮型の再生複合機「Refreshed」を販売するなど、キヤノンはこれまでに、製品ライフサイクル全体でのCO2削減について業界を先導してきた。今回の導入は、ユーザーからの要望に応える形で、キヤノンがオフセットを実行する取り組みである。
なお、キヤノンは運営する環境配慮活動支援サイト「GREEN NAVI」を刷新し、複合機の環境負荷低減効果を確認できるようにした。
(画像はプレスリリースより)
キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン株式会社 プレスリリース
http://cweb.canon.jp/GREEN NAVI
http://cweb.canon.jp/ecology/green-navi/