CO2削減を図る
環境省は、マイカーから公共交通への移行を促すことにより、移動の際に排出されるCO2排出量削減を図る「低炭素化に向けた公共交通利用転換事業」実施にあたり、事業を行う補助事業者の公募を行うことを発表した。
事業計画の策定と実施を補助
「低炭素化に向けた公共交通利用転換事業」は、現在の日本において、特に地方都市部で移動する際に自家用車が多く使われていることから、低炭素社会に向けてCO2排出量の少ない公共交通の利用を促す事業を補助するものとなっている。
対象となるのは温暖化対策推進法や都市低炭素法などに規定された協議会に属する民間企業や法人、地方公共団体などで、対象事業となるのはマイカーから公共交通への移行を促す事業を策定する「公共交通利用転換事業計画策定事業」と、計画を実施する「公共交通利用転換事業」となっている。
補助されるのは事業実施に要する経費の一部で、補助率は「公共交通利用転換事業計画策定事業」が3分の1、「公共交通利用転換事業」は2分の1で、総補助金額は6.5億円となっており、複数の事業を対象とする予定とのことだ。
公募期間は平成28年3月8日(火)~平成28年3月25日(金)で、応募は環境省のプレスリリースより申請書などをダウンロードし、所定の方法で提出することでできる。
環境省 プレスリリース
http://www.env.go.jp/press/102204.html