オフィスに必要な設備を集約
ダイダン株式会社は、オフィスに欠かせない照明・空調・防災設備を一体化したユニット「CEILING FREE(シーリングフリー)」を開発したことを発表した。
オフィスの省エネと快適を実現
「CEILING FREE」は、オフィスのZEB化推進を図るために空調と照明を省エネ化する技術が導入されたユニットで、空調と照明が一体となった「空調機器タイプ」と、火災感知器や館内放送用スピーカーが設置できる「設備プレート」と照明が一体となった「設備プレートタイプ」のユニットが用意されている。
照明機能の特徴としては、発光面を湾曲させることにより光を幅広く届けることが可能で、小出力でも壁や天井面まで明るくしオフィス全体の「明るさ感」を確保による快適性向上が図られており、明るさセンサーによる自然光の利用でも省エネ化が図られている。
空調機能の特徴としては、冷温水コイルにより熱交換された室内空気と外気を混合して吹き出す「アクティブチルドビーム方式」を採用することで室内の温度ムラを低減し、湾曲させた照明部分に沿って風が流れることで風が人に直接当たらないので、快適に室内環境を整えてくれるとのことだ。
ダイダンでは今後、平成32年を目処に「CEILING FREE」を5施設に導入を目指すとともに、オフィスビル以外に適した「CEILING FREE」の新製品開発を行うとしている。
(画像はニュースリリースより)
ダイダン ニュースリリース(PDF)
http://www.daidan.co.jp/up_pdf/20160307.pdf