総合効率が高いコージェネ
東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、東邦ガス株式会社は、2016年3月29日、小型ガスコージェネレーションシステム(コージェネ)、「ジェネライト」の新製品を、ヤンマーエネルギーシステム株式会社と共同開発し、4月に各社から販売を開始すると発表した。
ガスコージェネレーションシステムは、ガスを燃料とするガスエンジンで発電し、排熱を熱回収して温水などで取り出すシステム。総合エネルギー効率に優れているため、福祉施設や病院、温浴施設、店舗、工場、ホテルなどで活用が広がっている。
コージェネは大型(2,000kW以上)、中型(300kW~2,000kW)、小型(300kW未満)に分かれ、ジェネライトは100kW未満のマイクロコージェネである。
屋内設置性と総合効率が向上
新製品では、空気を燃料より過剰に混合してエンジンで燃焼させるリーンバーン(Lean Burn)方式に替えて、空気と燃料を余りなく反応する濃度で混合した後、エンジンで燃焼させるストイキ(Stoichiometry)燃焼方式を採用した。
その結果、25kWコージェネ用のエンジンサイズで出力は35kWまで向上し、設置スペースが従来の35kWコージェネより約3割削減した。
ストイキ燃焼方式で排熱回収量が増加したことに加え、熱交換器の改善で熱交換高率も向上し、総合効率は88%に達して小型コージェネでトップクラスとなった。
また、本体を上下に2分割できるように改善して搬入性を向上させた他、新製品にオプションをつけ、既設の冷却設備に接続後、冷水で冷却する水冷式に対応可能としたため、屋内での設置性はさらに向上した。通常は、本体に付属した放熱用ラジエータで冷却する空冷式のため大規模なダクト工事が必要となる。
(画像はプレスリリースより)

東京ガス株式会社・大阪ガス株式会社・東邦ガス株式会社 プレスリリース
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