5月26日(木)、27日(金)三重県で開催
経済産業省は、5月26日(木)、27日(金)に三重県で開催されるG7伊勢志摩サミットにて、カーボン・オフセット実施を決定し、カーボン・オフセットに協力してくれる企業などを募集することを発表した。
50トン以上のクレジットを提供できる企業など
G7伊勢志摩サミットは、COP21後に初めて開催されるG7サミットとなっており、今回カーボン・オフセットを実施することで、日本の気候変動対策への取り組みを世界に示すとともに、国内の地球温暖化対策への関心を高めることを目的としている。
今回の募集は、カーボン・オフセットを行うJ-クレジットなどを提供してくれる企業・自治体を募集するもので、協力する企業・自治体は、カーボン・オフセットに協力していることを伊勢志摩サミットのロゴや写真を使用してPRできるとともに、関係省庁などのウェブサイトで実施内容が公表されるとのことだ。
募集要件としては、50トン以上のクレジットを提供できる法人または自治体となっており、自身が創出・保有しているクレジットだけではなく、他のクレジット所有者から調達したクレジットを提供することも可能となっている。
募集期間は平成28年4月26日(火)~5月27日(金)17時までで、サミット開催後となる6月~7月に排出量の算定やクレジットの提供などを行い、サミット開催2か月後を目処にカーボン・オフセット報告書の公開を行う予定としている。
経済産業省 ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2016/04/