燃料を多様化
東京ガス株式会社は、CNGを燃料としたLNGローリー車の運行を2014年12月から開始する。
LNG(液化天然ガス)ローリー車にはこれまで軽油が用いられてきたが、今回、日本で初めて、CNG(圧縮天然ガス Compressed Natural Gas)を活用する。これにより、CO2排出量は年間約5~10%削減される。
燃料が軽油とCNGと多様化することは、LNGの安定的な運搬、供給にもつながるという。
LNGローリー車
CNGを活用したLNGローリー車には既存のトレーラーを使用している。いすゞ自動車製のトラクタにCNGエンジン、CNGエンジン容器を搭載した。株式会社ニヤクコーポレーションがこの改造を手がけ、車両の保持、維持管理から運転、運行管理も担当している。
現在、開催中のエネルギーソリューション総合展「熱電プラザ2014」(11月19日~11月21日、東京ビッグサイト)にこのローリー車を展示している。
なお、CNGを燃料としたローリー車によるLNG輸送事業は、「平成25、26年度大型CNGトラックを活用した低炭素中距離貨物輸送のモデル構築事業」(環境、国土交通省が連携して実施)に採択された。
(画像はプレスリリースより)
東京ガス株式会社プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/熱電プラザ2014
http://www.tg-event.jp/netsuden2014/