冷却運転停止と「ピークシフト自販機」設置
日本コカ・コーラ株式会社と全国8社のボトリング会社などで構成する日本のコカ・コーラシステムでは、東日本大震災発生以降、電力削減に積極的に取り組んでおり、今冬も冷却運転の輪番停止と省エネ型自動販売機「ピークシフト自販機」の設置拡大によって電力削減を目指すことを発表した。
昨年以上に省エネ
今回の取り組みである「冷却運転の輪番停止」では、消費電力のピーク時間帯において、缶・PET自動販売機の冷却運転の輪番停止を実施することでピーク時間帯の消費電力を抑えることができる。
コカ・コーラシステムでは「冷却運転の輪番停止」を2011年より実施しており、この取り組みや自動販売機における継続的な節電活動を評価されて、平成24年度には省エネ大賞「省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞」を受賞したとのことだ。
省エネ型自動販売機「ピークシフト自販機」は、第10回エコプロダクツ大賞「推進協議会特別賞(節電優秀賞)」や、平成25年度省エネ大賞の最高賞「経済産業大臣賞」を受賞した省エネ性能を持っており、2013年1月より全国で設置が開始された。
設置台数は、2014年7月までに6万台を突破し、2014年末までに計8万台の設置を目指すとしており、コカ・コーラでは今後、昨年と同等以上の電力削減を目指すとしている。
日本コカ・コーラ ニュースリリース
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