東京ガスと共同開発
東京ガス株式会社とパナソニック株式会社は、家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建向け新製品を共同で開発し、2015年4月1日(水)より発売開始予定だ。
日本初の価格を実現
家庭用燃料電池「エネファーム」は、都市ガスから水素を取り出し空気中の酸素と化学反応させることで発電する燃料電池で、その場で電気をつくるので送電ロスがなく、発電時に出る熱も活用する環境に配慮したシステムとなっている。
今回開発された新製品では、希望小売価格が現行品よりも30万円安い160万円を実現しており、「エネファーム」の希望小売価格160万円の実現は日本初とのことだ。
主な特長としては、停電時でも「エネファーム」が使用できるようになる「停電時発電継続機能」が、従来品ではオプション品で提供されていたが、新たに燃料電池ユニットに内蔵した機種をラインアップした。
これにより従来品にオプション品を搭載する場合よりも省スペースかつ低価格での導入が可能となるとのことだ。
貯湯ユニットも「バックアップ熱源機」を内蔵した一体型と、敷地の形状などに合わせて別々に設置可能な別置型の2種類用意されており、現行品より高さが100mm低減してコンパクトな見た目となった。
希望小売価格(税別、設置工事費別)は停電時発電継続機能なしが160万円で、停電時発電継続機能付きは167万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック プレスリリース
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/