超環境型オフィス
清水建設株式会社は、超環境型オフィスとして設計・施工して、2012年より営業開始した中央区京橋の本社ビルで、カーボン・ニュートラルを実現したことを発表した。
「カーボン・ニュートラル」認証
今回のカーボン・ニュートラル化には、国連のCDMプロジェクトを通じて創出・獲得した排出権(CO2クレジット)が使用されており、清水建設の保有する2914t-CO2を取り崩し、2013年10月から2014年9月の間に本社ビルにて排出されたCO2総量をオフセットした。
これによりカーボン・ニュートラルを実現し、2015年3月6日に環境省の制度に基づいて「カーボン・ニュートラル」認証を受けたとのことだ。
自社創出のCDMクレジットを活用した大規模ビルのカーボン・ニュートラル化は国内初となっており、清水建設では国内で省エネルギー建築物の設計からCO2クレジットの創出・獲得、クレジットによるカーボン・ニュートラルまでを単独で行える企業は清水建設のみとしており、世界でも稀な企業としている。
清水建設では今後も、本社ビルにおけるCO2排出量削減と、カーボン・ニュートラルを継続するとともに、新規に受注する10棟程度の大規模ビルを、所有するCO2クレジットを使用してカーボン・ニュートラル化を図る予定としている。
清水建設 ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/news_release/