エコレールマーク制度
YKK AP株式会社は、国土交通省と公益社団法人鉄道貨物協会 エコレールマーク事務局が認定するエコレールマーク制度で「エコレール認定企業」を取得した。
この制度は、エネルギー効率が高い鉄道貨物輸送を地球環境に優しい輸送手段としてとらえ、貨物鉄道を一定以上利用している商品や企業を認定するもの。企業に鉄道貨物への転換を促進することを目的としている。
また、認定した企業や商品に「エコレールマーク」を表示して、流通過程において環境問題に貢献している企業であることを消費者に伝えている。
YKK APの取り組み
同社は窓やサッシなどの建材商品の大部分をトラックで輸送しているが、段階的にシフトしながら鉄道、船の比率を増やす計画を立てている。これが実現すれば、二酸化炭素排出量を約6割減らすことができる。
実績では、九州事業所や四国事業所で生産した商品を広島県の物流センターに保管後、首都圏へと輸送する際のトラック輸送を、2014年9月から鉄道貨物に切り替えている。
同社は、出荷重量1トンあたりのエネルギー消費を減らしていく計画も進めている。国内の全拠点で2010年度から2016年度までに15%削減するという取り組みだ。これと並行して、モーダルシフト(輸送手段の転換)を推進していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
YKK AP株式会社プレスリリース
http://www.ykkap.co.jp/