「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」に三菱の電気自動車も参画

三菱自動車工業は、東日本大震災の被災地での植樹ボランティア「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」に、2014年に続き、電気自動車「MINICAB-MiEV TRUCK（ミニキャブ・ミーブ トラック）」5台と給電装置「MiEV power BOX（ミーブ パワーボックス）」1個を3月29日～7月6日の期間、無償貸与する。

このプロジェクトは、青森県から福島県までの被災した沿岸部に「いのちを守る森の防潮堤」を築く活動。震災で残された瓦礫に土を混ぜて築いた盛り土に常緑広葉樹のポット苗を10年間で植樹していく。植生研究の専門機関や宮脇昭氏の森づくりを推進する団体、企業と連携し、2013年に公益財団法人に認定された。

三菱自動車は、被災地の復興を支援するため、義捐金、電気自動車の貸与の他に、被災地高校生の採用、被災地支援コンソーシアム「プロジェクト結(ゆい)」での子供たちへの支援、社員ボランティアの植樹参加など、さまざまな活動を提供している。

同プロジェクトでは、2014年の植樹祭にミニキャブ・ミーブ トラックが、約7,700人のボランティアが作業する中、苗木や植樹の道具を運搬した。

その際、EVは排気ガスの匂いがない点、給電装置はEVの駆動用バッテリーに蓄えた電力で給電できて経済的である点、などが評価された。

2015年には、宮城県岩沼市、福島県南相馬市で約11,000人のボランティアと地元住民が参加する4回の植樹祭と通常の植樹活動で、苗木や給水タンクを運搬する予定だ。

（画像はプレスリリースより）




三菱自動車工業プレスリリース
http://www.mitsubishi-motors.com/

瓦礫を活かす森の長城プロジェクト
http://greatforestwall.com/