Hitz日立造船　雄物川風力発電所の完成で風力発電事業を開始

Hitz日立造船株式会社は、東北電力株式会社の「平成23年度風力発電募集」に選定され、このたび秋田市に雄物川風力発電所を竣工、100％出資子会社の株式会社雄物川風力による運営事業を平成27年3月1日から開始した。

雄物川風力発電所の発電出力は1,990キロワットで、固定価格買取制度を活用して東北電力株式会社に平成27年3月から20年間の売電事業を行う。

4月には同地域で第2雄物川風力発電所に着工し、平成28年4月から運営する予定だ。

なお、同社はこれまでに青森県、和歌山県に風力発電設備を建設しているが、運営事業を自社で本格的に実施するのは初めてとなる。

同社は洋上風力発電事業も手がけ、平成27年2月、新潟県岩船沖の洋上風力発電事業者として同県村上市の採択を受けている。

同社社会インフラ事業本部に「風力発電事業化推進室」を平成27年4月1日に新設し、陸上、洋上の両風力発電事業への取り組みをさらに深化させていくことになった。

他に、ごみ焼却発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー関連事業を推進するなど、今後も、再生可能エネルギーを積極的に普及させることでCO2削減などに関わっていく方針だ。




Hitz日立造船株式会社　プレスリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/