創エネ・蓄エネ・省エネを搭載
サンケン電気株式会社の「ハイブリッドLED照明」は、2015年7月14日にリニューアルオープンした国立科学博物館(地球館)の“いまと未来をつくる科学/技術”で先端技術の一例として選定、展示されることになった。
ハイブリッドLED照明は、太陽光パネルと風力発電を活用してバッテリーに蓄電し、無停電電源装置(UPS)とLED照明を組み合わせている。電灯線接続が不要なLED照明のため、電気コストがかからずに、6万時間の長時間を実現した。
今回の展示について、同社では、創エネ・蓄エネ・省エネを全て搭載したハイブリッドLED照明のコンセプトや技術が認められたと受けとめている。
グリーンニューディール政策に適合
ハイブリッドLED照明は、再生可能エネルギー等導入推進基金事業(グリーンニューディール基金制度)に適合したLED照明として開発された。
この制度は、再生可能エネルギー等の地域資源の活用、災害に対応可能な自立・分散型のエネルギーシステムの導入、環境先進地域(エコタウン)の構築を目指したもの。
同社は、ハイブリッドLED照明を地域のランドマークとしても位置付けている。365日稼働する屋外照明、低騒音設計による配慮、ポールに内蔵したUPSにより停電時には安心、安全を提供する。
今後も、高機能LED照明を開発し、ハイブリッドLED照明のラインアップを拡充していく計画である。
(画像はプレスリリースより)
サンケン電気株式会社 プレスリリース
http://www.sanken-ele.co.jp/news/contents/20150714.htm国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/index.php