国内外の浄水活動を積極化
日本原料株式会社は、2015年9月2日、環境省が発足した官民連携啓発プロジェクトの「ウォータープロジェクト」に8月に参画したことを発表した。
同プロジェクトは、2014年4月に公布された「水循環基本法」にちなみ、環境省が、健全な水循環や水資源の重要性を広く啓発する目的で2014年8月に発足したもの。参画した企業はそれぞれの水に対する取り組みを紹介し、水について正確な情報を発信している。
水循環を健全にする
同社は水処理に必要なろ過材を製造し、国内の8割以上の浄水場に製品を提供するリーディングカンパニーである。例えば、原水の悪化などでろ過材の再生が困難になったろ過池の課題を、表面の汚泥のみを除去するろ過材洗浄技術「シフォン洗浄」で解決した実績をもつ。
このたびの「ウォータープロジェクト」への参画により、美しい水を維持することの重要性を啓蒙し、水循環の健全化に貢献する考えだ。
具体的には、水や地球をきれいにする技術や製品の開発を進め、水資源の有効活用や節水、排水の削減につながる、ろ過材のメンテナンスも行っていく。また、東南アジアをはじめ海外でも、水循環を健全にするために水の浄化技術や浄水装置を提供する。
日本原料株式会社 プレスリリース
http://www.genryo.co.jp/ウォータープロジェクト
https://www.eeel.go.jp/water-project/