川俣町復興まちづくり
戸田建設株式会社は、2015年8月25日、福島県川俣町の「復興まちづくり」基本計画により、「川俣町山木屋地区復興メガソーラー発電所」を竣工した。
同社は川俣町と共同で、2012年度から「復興まちづくり」基本計画に取り組んできた。川俣町山木屋地区は避難指示解除準備区域で、現在も居住の制限がある。基本計画に基づき、この地域でのスマートコミュニティ構築事業に対し、同社は計画策定や技術的支援に携わっている。
川俣町初のメガソーラー発電所
川俣町山木屋地区復興メガソーラー発電所は同事業の第1弾となる。同社は、合同会社「かわまた復興発電合同会社」を共同出資した7者(川俣町、戸田建設株式会社、株式会社東芝、渡辺エンジニアリング株式会社、町内企業の株式会社川俣精機、株式会社大弥商店、有限会社杉田屋電建工業)と共に設立した。
発電所プロジェクトは、同地区の事業用地約3.6ヘクタールに250ワットの東芝製パネル8,680枚を設置するもので、2014年10月~2015年7月に工事を実施した。今回、地主の協力で提供された用地は、かつてのたばこ畑や水田などである。
このメガソーラー発電所は、事業費の3分の1に「再生可能エネルギー発電設備等導入促進復興支援補助金(半農半エネモデル等推進事業)」を活用しており、同補助金でのメガソーラー発電所として全国で初めての事例となる。
今後、2015年7月24日~2035年の20年間に売電価格32円(税別)で電力を供給する。
(画像はプレスリリースより)
戸田建設株式会社 プレスリリース
http://www.toda.co.jp/news/2015/20150824.html