風の力でクリーンな電気を作る
毎日新聞が小中学生にも分かりやすいように風力発電を紹介していました。東日本大震災以降、クリーンなエネルギーを益々求められている日本での風力発電を学びたいと思います。
記事と写真は関係ありません。
風力発電とは?
風のエネルギーで風車を回転させ発電機に伝えて電気を起こします。良いところは石油・石炭を燃やす火力発電や原子力発電と異なり、地球を汚すことが無い綺麗なエネルギーです。また、風があれば昼夜・雨の日も発電できます。
マイナス面は、ある程度の風の強さ(秒速6メートル)がないと発電できません。また、風車が回る音が騒音になる事や景色が損なわれるなどの意見もあります。
いつから始まったの?
日本では1990年代から設置が始まり、2012年3月現在までに全国1,870基設置されました。一番多いところは北海道で東北や九州にも多く建っています。
一番大きな風車は?
2012年10月に完成した千葉県沖の風車は柱の高さが約80メートル、羽の長さが約46メートルで全体の高さは130メートル近くあります。
羽の枚数は?
羽の枚数には2枚、4枚もありますが3枚が普通です。価格と安定力を考えると3枚が最も良いのです。また、風向きや風速の変化に合わせ風車の向きや羽の角度を変え、台風などの強風時には自動で止まります。
風力での2011年度・発電電力量の割合は、まだまだ少なく全体の1%に満たないのが残念です。
毎日新聞
http://mainichi.jp