5種類のエコカーと、その代表車は?
地球環境保護のために益々エコカーが注目を浴びる2013年、一口にエコカーと言っても次々と新しいタイプも現れ、現在は大きく分けて5種類のエコカーが各自動車メーカーから販売されている。
電気自動車(EV)
ガソリンが不要なので、走行中に環境負荷となる温室効果ガスの二酸化炭素、大気汚染の原因となる窒素酸化物などを全く排出しない究極のエコカー。
車の床にあるバッテリーを街の電気充電専用スタンドや家庭用の専用充電設備から充電し、モーターを動かして走る。
代表的なものが日産自動車が2010年12月に発売した電気自動車「リーフ」。性能は車種により異なるが、現在発売されている電気自動車の最高速度は100キロ以上、 走行距離は90キロ~200キロで平均的な利用なら1日の走行は可能。
プラグインハイブリッドカー(PHV)
電気自動車と、ハイブリッド車の長所をあわせ持つ次世代環境車。近距離は電気自動車で、長距離はハイブリッド自動車と使い分ける事で効率よく走る。家庭用電源などの外部電源から充電、ガソリンも使用できる。 電池切れの心配が無く長距離走行も可能。
代表的なものがトヨタ自動車が2012年1月に発売した「プリウス プラグインハイブリッド」で充電には電気料金の安い夜間電力を利用すると安価に済む。
ハイブリッドカー(HV)
エンジンと電気モーターを備え、両方を使って走る。HVの多くは電気で動くモーターを使って低速から加速、燃費が良い速度になったときにガソリンで動くエンジンに切り替えて自動走行する。電力は家庭用電源などでは充電できない。
代表的なものはトヨタ自動車「プリウス」や本田技研興業の「インサイト」
第3のエコカー
ガソリン車で燃費を向上させた車でハイブリッドカー並みのリッター30キロを超える燃費を実現。代表的なものはダイハツ自動車の「ミライース」、マツダの「デミオ」
クリーンディーゼル車
今まではイメージの悪かったディーゼル車だが、燃料を圧縮する事で効率よく燃焼させる新技術「コモンレール」により、飛躍的にクリーン度が高まった。燃料の軽油がガソリンより2~3割安価なため欧州などでは人気がある。代表的なものは日産自動車の「X-TRAIL」
日産リーフ
http://ev.nissan.co.jp/LEAF/エコカー情報案内サイト
http://www.ecocar-guide.com/ecocar.html