家電不況がジェネリック家電を後押し

価格は安いのに有名メーカーの人気商品に負けない性能を持つ『ジェネリック家電』が注目を集めていると「週プレNEWS」が報じています。

特許切れの医薬品と同じ成分で別のメーカーが作る薬をジェネリック医薬品と呼び、価格が安く効き目は同じ為に希望する患者が増えているという。

ジェネリック医薬品のように家電製品でも名前はあまり聞かないメーカーだが性能は有名メーカーに劣らず、しかも安価なために人気が上がってきたという。

過去は大手家電量販店ではジェネリック家電を扱うことは少なかったが、有名メーカーに目立ったヒット商品も無く顧客も名より実を取るようになってきた事を背景に、ジワジワと中国や韓国の家電商品の売り場が増えているという。

東日本大震災以降、景気はますます低迷する中、大手メーカーにまね出来ない圧倒的な安価と、基本動作のみに機能を絞ったシンプルさで山善の扇風機は売れに売れた。

またシンプルだが大手メーカーと変わらぬ性能を持ち、しかも安価なホットカーペット、たこ焼き器、コタツなどの家電も好評だ。

しかし山善は売れるだけで満足せず省エネも追求。扇風機はDCモーターを使うことで50％の節電が可能になる。その為には膨大な数を生産し売らなければない。その為にヤフーとの提携によるLOHACO（ロハコ）というネット通販を選び、山善のDCモーター扇風機YHX-AD30は、LOHACOのイチオシ商品として3月27日にサイトアップされた。

メーカーの名前に左右されず上質の製品を見極める目を消費者が持つようになればジェネリック家電の将来は明るい。



山善　ニュースリリース
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