パナソニックが無電化地域でチャージ機能付ソーラーランタンを発売へ
パナソニック株式会社(本社・大阪府門真市)が、世界の無電化地域で活用できる「チャージ機能付ソーラーランタン」を開発した。今秋にはアジアやアフリカなどの無電化地域で発売する予定だ。
チャージ機能付ソーラーランタン
縦横約20センチの太陽電池で約6時間充電すると、100ルクス以上の明るさで約6時間使えるという。
また、LED(発光ダイオード)を5個装備、明るさは3段階の調整が可能。USB端子付きで小型機器の充電用の電源にも使える。価格は5,000円以下に抑え、店頭販売に加え政府の支援プログラムやNPOなどともタイアップして普及を目指し、社会開発にも貢献できるように取り組んでいく。
世界の無電化地域
世界の無電化地域の人口は約13.2億人で世界人口の約20%に当たるという。これらの地域では灯油ランプが多く使われているが、明るさが不十分で煙による健康被害や火事の危険もある。また、携帯電話の普及が進んでいるが十分な充電インフラが整っていない。
パナソニックは、「チャージ機能付ソーラーランタン」を開発したことで、クリーンで安心な“灯り”と“電源”を安定して供給したいと願っている。
パナソニク プレリリース
http://panasonic.co.jp