ソニーが省エネ実現した「磁性流体」を高解像度技術「4K」対応液晶テレビに搭載
ソニーがステレオサテライトスピーカーに対し、磁力に反応する液体「磁性流体」サスペンション構造を採用、6月発売の高解像度技術「4K対応液晶テレビにも搭載する。
磁性流体とは?
流体であるが、磁性を帯びており、砂鉄のように磁石に吸い寄せられる性質を持った機能性流体の一つ。
1960年代にNASAで開発された磁力に反応する液体で、酸化鉄などの細かい磁性体粉末を含むオイル状の溶液だ。ソニーは2011年に磁性流体スピーカーを独自で開発した。
磁性流体サスペンション構造スピーカーは、従来に比べ消費電力を約35%削減する省エネスピーカーだ。
音にもこだわるソニーは、薄型スピーカーをパネル内に配置したことで、音をしっかり出した。映像美ばかりに目が行きがちな4K対応液晶テレビだが6月発売の新モデルは映像と一体化した迫力ある音を楽しむ事が出来るのが特徴だという。
また、磁性流体スピーカーは今年発売する製品の中で、4kテレビ、コンポ、スピーカーなど合計4モデルに搭載される予定だ。
6月1日発売テレビ
4Kテレビ第二弾として 、BRAVIA X9200Aシリーズ、55型・65型の2モデルで6月1日に発売する。推定の市場価格は55インチは50万円で65インチは75万円前後。
ソニー 4K対応液晶テレビ(ブラビア)X9200Aシリーズ
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