国内外で初!温泉力発電
2013年8月26日、大分県別府市でひょうたん温泉を経営する株式会社ユーネット(以下、ユーネット)が、ベターワールド株式会社(以下、ベターワールド)の発電所設置に合意したと発表した。
今回の合意のように、源泉所有者以外が、温泉の源泉を借りて発電することは国内外で初の試みで、今後、こういった方式が広がれば温泉力発電の普及はもちろん、全国の温泉地再生支援としても期待される。
(この画像は、イメージです)
発電された電力は、九州電力に売電予定
現在、ベターワールドが計画している事業は、ユーネットが所有する金龍地獄(土地面積約558坪)を使ったバイナリー発電(温度差を利用した発電)で、原則、新たな堀削(くっさく)を行わないため、源泉への追加負担がないのが特徴だ。
また、ここで発電された電力は最大出力約100kWの見込みで、発電された電力は国の固定価格買取制度に基づき、年度内には九州電力株式会社へ売電を開始する計画となっている。
編集部 つつみ さえこ
「世界初の方式で温泉力発電」ベターワールド株式会社
http://betterworld.co.jp/newsrelease_jpn.html