4月より順次販売
株式会社東芝と東芝ライテック株式会社は、東芝製リチウムイオン二次電池SCiBを搭載した定置式家庭用蓄電システム「eneGoon(エネグーン)」の新製品2モデルを4月より順次販売する。
(画像はプレスリリースより)
目的に合わせた運転方法が選べる
「eneGoon」は、10000回充放電しても約90%の容量を維持することができるリチウムイオン二次電池SCiB搭載で、充電と電気製品の使用が同時にできる系統連系蓄電システムとなっている。
太陽光発電と連携の際は、太陽光発電を使用して売電しているときに蓄電池の電力を家庭内で使用することで売電量を増やす「押し上げ効果あり」と、売電中は放電せずに使用電力が発電量を上回るときにのみ放電する「押し上げ効果なし」を選択できる。
新製品では従来品と同じ蓄電池容量となる6.6kWhタイプで、サイズと重量を従来比約80%に小型・軽量化を実現しており、騒音値も従来比で20%以上改善して35dB以下を実現している。
使用する際は目的に合わせた運転モードを選択することが可能で、「経済おまかせ」「環境おまかせ」「ピーク抑制」「停電準備」の4つのおまかせモードを搭載しており、2つの独立したタイマーを自由に設定して充放電時間などが設定できる「自由おこのみ」モードと「経済おこのみ」モードで使用方法のカスタマイズもできる。
蓄電容量4.4kWhと6.6kWhの2タイプ用意されており、4.4kWhのサイズは幅780×高さ850×奥行300mmで、重さは120kg、6.6kWhのサイズは幅780×高さ1000×奥行300mmで、重さは138kgとなっている。
東芝 プレスリリース
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