グリーン電力でまかなう
野村総合研究所は地球温暖化防止につながる「グリーン電力証書」を3月1日に購入したことを発表した。
(画像はプレスリリースより)
同研究所の本社がある東京・丸の内総合センターでは、2012年度に使用した全電力の約1割をバイオマス発電で作られたグリーン電力でまかなうことに成功した。その量は22万キロワット。
グリーン電力証書
グリーン電力証書とは‘環境付加価値’を取引可能な証書にしたもので、日本自然エネルギー株式会社が第三者機関の認証を得たうえで発行している。
同社は、自然エネルギー(太陽光、風力、バイオマスなど)で発電した電気には、電気そのものの価値ばかりでなく、環境付加価値、すなわち発電時にCO2の排出が少ないことの価値があるとしている。
今回の野村総合研究所のように、証書の購入によって、証書に記載された電力量に相当するグリーン電力(自然エネルギー)を利用したとみなされる。同研究所が取得したマークは、バイオマスによるグリーン電力の利用を証したもの。
証書の仕組みが普及することは地球温暖化防止につながる。同研究所は今後もCO2排出の削減、省エネルギーなどに貢献していくという。
野村総合研究所プレスリリース
http://www.nri.com/jp/csr/topics/2014/0430.htmlグリーン電力証書
http://www.natural-e.co.jp/green/