ポータブルカーナビゲーションを利用
パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社が運行業務を管理して省エネと安全運転をサポートする業務用「SSDポータブルカーナビゲーション」と「パソコン用業務管理ソフト」を5月中旬に発売する。
(画像はプレスリリースより)
この製品はポータブルカーナビゲーションを利用した車両運行管理システム。クラウドなどの通信インフラではなく、SDメモリーカードでシステムを構築するので通信コストがかからない。
SDメモリーカードに走行データ、積荷の有無、給油などの運行記録を記録後、パソコン用業務管理ソフトで集計、一括管理をする。
運送会社や一般企業の営業車両において、運行の効率化やドライバーの省エネ意識・安全運転の向上を図れる。
業務用運行管理システムの特長
主な特長は次の4点。
1 ポータブルカーナビゲーションをベースに手軽な車両運行管理システムを構築。ランニングコスト、通信コストは不要で、複数の運行記録をパソコン1台で管理できる。
2 運行記録を記録したSDメモリーカードをパソコンに挿入すると、ドライバーごとの運転日報が自動作成できる。データは走行時間・距離、作業履歴・速度推移のグラフ表示、走行軌跡の他に、速度超過や急加速・急減速などを表示した「安全運転評価」も。
3 1カ月間の運転実績をまとめた運転者別月報でドライバーの運転傾向を把握し、省エネや安全運転の管理指導ができる。年間月報一覧を作成すれば、長期的な燃費消費の可視化、走行距離にあわせた車両メンテナンスも可能。
4 チェック項目から運転内容の評価を数値化できる。さらに音声とメッセージで速度超過や急加速などを走行中に警告、安全運転とエコドライブをサポートする。
パナソニック株式会社のプレスリリース
http://www.e-logit.com/loginews/2014:042110.php