路面店舗改修のワイルドカード
旭硝子株式会社(以下、AGC)は5月19日、路面店舗の省エネや日差し対策に最適な外付け仕様のエコガラス「ワイルドアトッチ」の発売を発表した。
同製品は2012年10月に発売された現場施工型後付けLow-Eガラス「アトッチ」のシリーズ商品。室内施工型の「アトッチ」はオフィスビル等の改修に適していたのに対して、店内の養生が不要な室外施工型の「ワイルドアトッチ」は「路面店の店舗改修のワイルドカード(切り札)」となるとしている。
外付け仕様で室外施工を行うため、定休日のない店舗やコンビニ等の路面店舗で室内に商品を陳列している店舗でも営業を妨げることなく施工が可能。
(画像はプレスリリースより)
遮熱・断熱の省エネ性能
また、優れた遮熱・断熱性能により夏の暑さや冬の寒さをコントロールすることで、年間の空調エネルギー使用量を37.7%削減できる。断熱効果は冬場の結露を防止する役割も果たす。
UVカットガラスであるため、商品のヤケや色あせを軽減でき、ブラインドやロールスクリーンを使用せず、ガラスのみで日差し対策ができる。
大型開口部にも設置でき、既存のガラスに室外からLow-Eガラスを取り付ける方法をとるため、既存ガラスの廃棄が不要なことも特長のひとつ。
AGCは、「今後も省エネ・快適性に対する多様なニーズを的確に捉え、快適な空間づくりに貢献する製品・技術を提供」していくとしている。
旭硝子株式会社 ニュースリリース
https://www.agc.com/news/2014/0519.pdf