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太陽光パネル表面の汚れ付着を自己洗浄効果で解決

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太陽光パネル表面の汚れ付着を自己洗浄効果で解決

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汚れが発電効率に影響
NanoPhos-Japan(株式会社GLI)はギリシャの建築保護材メーカー、ナノフォス社の太陽光パネル用自己洗浄・メンテナンス材「サーファシールドG」を発売した。

サーファシールドG
(画像はプレスリリースより)

太陽光パネルの国内出荷量が2009年度以降急増している一方で、パネル表面の汚れ付着で発電率が低下する問題が深刻になっている。定期的な洗浄にはコストがかかり、洗浄しても砂・埃・鳥の糞の汚れは1カ月半ほどで再び付着するからだ。

NanoPhos-Japanは2013年9月~10月の47日間に各地で無塗布パネル・他社ガラス表面保護処理パネル(撥水タイプ)・サーファシールドG処理パネルの比較実験を実施、サーファシールドGの効果を検証した。山口県のメガソーラー発電所では無塗布パネルに比べて発電量が3.26%アップしている。

サーファシールドGの自己洗浄効果
同製品はナノテクロノジーを応用した光触媒製剤。太陽光パネル表面に専用スプレーガンで塗布後、ナノ粒子が透明コーティングを形成する。コーティング面に自然光・人工光があたるとナノ粒子が活性化し、自己洗浄効果、反射防止効果、帯電防止効果、汚染物資・雑菌の分解効果を発揮する。

サーファシールドGによって親水化されたパネル表面は汚れの下に水滴が薄く広がり、雨水を受けるたびに洗浄される、これが自己洗浄効果だ。

さらに、サーファシールドGの塗布によりガラスの光の透過率が8~10%向上、日の出・日の入りなど低い位置の太陽光の入射角度でも全反射を抑えるから、光を取り込む時間帯が延びる。

また、ガラス素地面に固着するため、10年以上効果が継続してパネルをきれいな状態に保つことが可能。汚染物質、雑菌の分解効果は周りの空気を清浄化する。


外部リンク

NanoPhos-Japanのプレスリリース/PRTIMES
http://prtimes.jp/

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