旭硝子、超軽量ソーラーパネル発売

旭硝子株式会社は、従来型ソーラーパネルと比べて約半分の重さを実現した超軽量ソーラーパネル「ライトジュール」の販売を開始した。

（画像はニュースリリースより）

「ライトジュール」は、薄くて強い化学強化特殊ガラス「Leoflex」をカバーガラスとして使用することで軽量化を実現し、設置時の作業効率が上がり設置コスト削減を可能とした。

また、工場や倉庫、公共施設といった広い面積の屋根にソーラーパネルを設置する際は荷重制限により設置するパネル数が限られたり、多く設置するためには補強工事を施したりする必要があったが、「ライトジュール」は軽量化を実現したことで補強工事無しでも多くのパネルを設置しやすくなっている。

セルの種類は単結晶シリコンを採用しており、公称最大出力は225W、モジュール変換効率は15.41％で、サイズは幅1482×奥行985×高さ35mm、重さは9.5kgで、モジュール出力保証は20年ついているので安心だ。

旭硝子では今後、化学強化特殊ガラス「Leoflex」の特長を活かした「ライトジュール」の販売とともに、省エネ関連商品や技術の提供をしていくとしている。




旭硝子 ニュースリリース（PDF）
https://www.agc.com/news/2014/0523.pdf