公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業
一般社団法人 環境技術普及促進協会は、環境省より「平成28年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業)」の交付決定を受けたことから、補助事業者の公募を行うことを発表した。
6月10日(金)まで
今回公募を開始した「公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業」は、公共施設などで再生可能エネルギーを利用したマイクログリッド・熱システムの導入と、省エネ改修などを行うことで、地域全体でのCO2排出削減を実現し、先進的モデルを確立することで地域のCO2削減対策を促進することを目的とした事業となっている。
事業の要件としては、電力を供給する配電線などの整備を行い、再生可能エネルギー発電設備で複数の公共施設などに電力を供給し、蓄電池などを導入することで系統からの電力供給が停止しても、自立的なエネルギー供給が可能なシステムを構築する必要がある。
また、これらのシステムを複数構築した上で、システム間での電力融通を可能とし、効率的に供給・管理するエネルギー需給制御システムも構築する必要もあるとのことだ。
補助金の交付額は、事業経費の3分の2が上限で、公募期間は平成28年5月13日(金)~平成28年6月10日(金)17時までとなっている。
環境技術普及促進協会 補助金情報ページ
http://www.eta.or.jp/offering/16_2co2/160513.php