省エネ改修工事・バリアフリー改修工事を補助
国土交通省は、既存建築物ストックの省エネ化推進などを図るため、民間事業者などが行う省エネ改修工事・バリアフリー改修工事の費用を一部補助する「平成28年度(第2回)既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)」の提案募集を開始することを発表した。
補助率は3分の1
国土交通省は、「平成28年度(第2回)既存建築物省エネ化推進事業(建築物の改修工事)」の提案募集を、平成28年9月5日(月)~平成28年10月6日(木)の期間実施することを発表した。
主な事業要件としては、屋根や外壁など外皮の省エネ改修で、建物全体で15%以上のエネルギー削減が見込める改修工事であるとともに、改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たすことが要件である。
また、改修後の建築物の省エネルギー性能を表示することと、工事に係る事業費の合計が500万円以上であることも要件で、工事の着手は平成28年度中である必要もあるとのことだ。
補助対象となるのは、省エネ改修工事に要する費用や、エネルギー使用量の計測などに要する費用などで、補助率は3分の1、補助限度額は5,000万円で、採択事業者の決定は11月中・下旬の予定だ。
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/