沿線地域でエコツアー
東武鉄道株式会社(以下、東武鉄道)と東武トップツアーズ株式会社は、栃木県足尾地域で植樹体験とウォーキングを体験する「環境配慮エコツアー」を2016年10月22日(土)、29日(土)に実施することを2016年9月5日に発表した。
東武グループでは、自然環境に配慮し、観光振興・地域振興に寄与するなどのエコツーリズムの理念に即して、沿線地域と連携した同ツアーを開催している。
このたびのツアーも、足尾地域の自然、歴史、文化などの資源を活用しツアー参加者の環境保全活動へのきっかけ作りとすると共に、送客による地域の活性化を目指すものである。
間伐でクレジットを取得
足尾地域は明治時代に足尾銅山の煙害のため荒廃したが、現在、植樹などによる緑化が推進されている。
この「環境配慮エコツアー」は、近代化産業遺産である銅山や足尾砂防ダムの7段に分かれて水が流れる景観など、周辺のウォーキングや植樹を楽しみながら、環境保全への意識を高める内容となっている。
さらに、東武鉄道は「東武鉄道社有林篠井山林間伐促進プロジェクト」で創出したオフセット・クレジットから、このたびのツアー中の電車・バスの利用で発生するCO2排出量をカーボン・オフセットで実質的にゼロとしている。
同プロジェクトでは、東武鉄道が宇都宮市に保有する針葉樹林のスギやヒノキを間伐することで、森林が吸収可能となったCO2吸収量をクレジットとして認証・取得している。
(画像はプレスリリースより)
東武鉄道株式会社、東武トップツアーズ株式会社 ニュースリリース
http://www.tobu.co.jp/