提案募集を開始
国土交通省は、既存住宅・建築物の省エネルギー性能の診断・表示する事業を補助する「平成28年度(第2回) 既存建築物省エネ化推進事業(省エネルギー性能の診断・表示に対する支援)」の提案募集を開始したことを発表した。
省エネ改修を伴わない診断を補助
今回の事業は、省エネ性能の優れた住宅・建築物が適切に評価される環境整備を目的に、省エネ改修を伴わない既存住宅・建築物に対して実施する省エネルギー性能の診断・表示を支援するもので、省エネ改修を伴うものについては平成28年9月5日より別途提案募集が行われている。
主な事業要件は「300平方メートル以上の既存住宅・建築物における省エネ性能の診断・表示」のみで、補助対象費用となるのは省エネルギーの診断に要する費用や、第三者認証・認定を取得するのに必要な費用、表示プレート代など省エネ性能を表示するのに必要な費用とのことだ。
補助率は補助対象費用の3分の1で、省エネルギー性能表示の普及に資する取り組みの提案を行い波及効果が高いと認められた場合については定額で補助される。
応募・交付申請は平成28年9月15日(木)より受け付けており、第1次締め切りは平成28年10月14日(金)、第2次締め切りは平成28年11月14日(月)、第3次締め切りは平成28年11月30日(水)の予定だ。
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/