委託業者に決定
三井不動産リアルティ株式会社(以下、三井不動産リアルティ)は、東京都国立市が2016年度プロポーザル方式で公募した同庁舎駐車場の運営事業者に選定され、「三井のリパーク」国立市役所駐車場を開設したと2017年1月6日に発表した。
同駐車場は市役所に隣接する平面型駐車場で、72台分の駐車スペースを持つ。三井不動産リアルティは全国各地で環境配慮型や非常時対応型、地域貢献型などの機能を備え、社会インフラとして機能する駐車場を導入している。
社会インフラとして機能
今回の駐車場には、「電気自動車充電器」をはじめとする環境に配慮した設備を各種設置した。
「ソーラーLED街路灯」は日照時に発電し、夜間に蓄電した電力で点灯するため、停電時でも機能する。「AED(自動体外式除細動器)」と「防災グッズ(救急用品、手回し充電ライト付きラジオ、アルミブランケット、災害用トイレ)」を格納し、非常時や災害時にも役立つ。
廃プラスチックや廃ゴムをリサイクルした「廃プラスチック車止め」は、従来のコンクリートブロック型より軽量で耐久性があり、大型反射板の付設で夜間にも視認しやすい。
「三井のリパーク」駐車場に初めて導入した「再生木材ベンチ」は簡易テントと簡易トイレが格納されている。他に、自転車の空気をボタン一つで入れる「エアーステーション」を設置し、隣接する駐輪場利用者の便宜を図った。
(画像はプレスリリースより)
三井不動産リアルティ株式会社 ニュースリリース
http://www.mf-realty.jp/news/2016/20170106_01.html