福井県、オフセットに活用できるクレジットを販売

福井県は、環境ふくい推進協議会が平成23年度に設立した「ふくいおひさまクラブ」保有するクレジットについて、購入する事業者、団体を募集することを発表した。

今回販売されるクレジットは、J-クレジット制度の前身である国内クレジット制度により認定を受け、J-クレジットと同様に扱われるもので、福井県の太陽光発電により創出されている。

購入したクレジットは、CO2排出量を相殺して実質ゼロにするカーボン・オフセットや、自主行動計画の目標達成に活用することができ、クレジットを付加したカーボン・オフセット商品の販売などにも利用することができる。

販売数量は1口1トン-CO2として154口の一括販売で、1口あたりの最低販売単価は800円とし、1口あたりの希望購入単価が最も高価だった事業者などに販売され、最も高価だった事業者などが複数あった場合には抽選にて決定するとのことだ。

購入を希望する事業者などの募集期間は平成29年1月10日（火）～平成29年1月23日（月）までで、申し込みは「申込書」に必要事項を記入し、環境ふくい推進協議会事務局に郵送することでできる。

また、今回のクレジット売却益については、福井県内の環境保全事業に活用するとしている。

（画像は福井県ホームページより）




福井県 環境政策課
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/kankyou/ohisama.html